もう食えない...
2021年11月23日
本日はいつもと趣旨を変え閉業してしまい食べられなくなったシリーズ
10余年も記事を書いていると惜しまれながら閉業してしまった店は少なくありません.
栄枯盛衰が激しい飲食業界ですが、その中でも個人的に印象深く好きだった店を
今回何軒かピックアップしてみました.
各店舗写真をクリックすれば当時の記事リンク張ってますので皆様も懐かしんで頂ければと.
少々長文ですが思い入れがある店が多き証....
それではどうぞ.

↓↓↓Want to eat again ?.....>>
10余年も記事を書いていると惜しまれながら閉業してしまった店は少なくありません.
栄枯盛衰が激しい飲食業界ですが、その中でも個人的に印象深く好きだった店を
今回何軒かピックアップしてみました.
各店舗写真をクリックすれば当時の記事リンク張ってますので皆様も懐かしんで頂ければと.
少々長文ですが思い入れがある店が多き証....
それではどうぞ.

↓↓↓Want to eat again ?.....>>
現在、出勤日はほぼ外食でランチを済ませていますがジャンルで言えば
圧倒的に和食がメイン.
その和食も定食スタイルで提供されるランチが好き.
更に絞れば弁当スタイルが大好きなんです.
その代表的且つ非常に閉業が残念でならない店.
《ごはんやデンスケ》


基本的にランチメニューは、鯖・鮭・秋刀魚・鶏のから揚げ から主菜をチョイス.
更に大盛メシには何かしら副菜を+αでトッピング.
タラコなどの魚卵が多かった気がしますが無類の魚卵好きとしては有難いサービス.
そして金曜はバラちらしを提供し2度実食.
5年半で10回ほどのリピーターでしたが大好きな店でしたね.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《おたに食堂》


新旧ブログ記事で各1度づつの紹介でしたが味のある食堂で記憶にも残る一軒.
熟年夫婦で切り盛りする店内は常連客がいつも集っていました.
札幌市内では殆ど見なくなったガラスケースに菜を並べ客が手に取って頂くのも
好きな雰囲気でしたね.
八軒の住宅街に佇んでいた店は近隣客に出前も行っていました.
また食いたい度🍚🍚🍚
《すみだ川》


狸小路4丁目にあった とんかつの名店.
多くのファンが閉業を惜しんだ一軒でしたね.
名物はミルフィーユ状に肉を重ね丸く成形した まるとくカツ.
カツ丼とカツカレーを味わいました.
真夏日に食った まるとくカツカレーアタマで赤星.....堪らんかったなぁ.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《ル・コングレ》


建材会社の社食として一般開放もされていたレストラン.
元々建物はビジネスホテルだったので店舗も同業他社に比べ広々豪華.
主菜副菜を選び自分好みにカスタマイズする定食が美味しかったですね.
なにより550円ライス大盛も無料というのが嬉しかったです.
コロナ禍を切っ掛けに営業を止めてしまいましたが是非復活して頂きたい施設.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚++
《結寿季》


元 寿司職人だった店主と その奥さんが切り盛りしていた店.
店名物は握り寿しとラーメンがセットになったラーメン・すしセット.
そのラーメンも専門店に引けをとならい一杯、味噌塩醬油と三味から選べ
週替わりメニューの日なら750円とお得に頂けることが出来た.
2013年から昨年秋まで16回訪問したが今年の初めに店舗前まで行って閉業を知り
最後のラーメンすしセットを食いそびれてしまった....
また食いたい度🍚🍚🍚++
《浜新》


中央区でありながら寂れた雰囲気があった一角.
寡黙な店主とお喋り好きな母さんが店を切り盛りし近隣リーマンに人気だった.
当ブログ記事でバズった豚汁シリーズの中でも特に印象的な一杯を頂けた店.
以降、それを超える豚汁には出会っていない.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《なか川》


その浜新と匹敵する豚汁を通年提供していた店.
熱々で具沢山な豚汁は来店客の殆どがオーダーしていた.
そしてその豚汁と同じ位大好きだった火曜日限定メニューのサバ味噌煮.
骨まで食べる事が出来るサバ味噌は正午過ぎに売切れも珍しくなかった.
ビル老朽化による閉業だったのだが移転再開せずそのまま閉業に.
あのサバ味噌TKG....思い出しただけでも涎.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《和ごころ》


北24条通り沿い、もう少し東に進めば伏古という一角.
一度しか訪問してませんがセンスがあり旨い定食が印象に残ってます.
時が時なら現在の贔屓店 中ちゃんの家と同じくらい通っていた筈.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《がぶり》


ラーメン大将に従事し独立した店主.
概ねメニューが同じ構成だったが店主オリジナルメニューも提供.
ラーメン大将にはないライスサービスなどもあって2016年の開業から23回訪問した.
コロナ禍でも客足は結構あった様子だったが突然の閉業に驚き残念でもある.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《珍来軒》


八軒おたに食堂・狸小路すみだ川 同様 店主高齢で閉業したと思われる店.
その いぶし銀且つホンモノのレトロな佇まいは常連客が殆ど.
親子2代3代で訪れるファンも少なくないんだとか.
45年続けていた店はベテラン夫婦の人生そのものだったのだろう.
また食いたい度🍚🍚🍚+
《釣り天狗》


珍来軒には至らないが21年間 営業していた.
普段食い出来る海鮮丼が「刺身丼」という商品名で提供され気取らず食えた.
2014年の初訪問から2019年の閉業まで10回リピートした店だったが
60分無料のタイムズパーキングから歩いて食いに行ける選択肢の一軒だったので残念.
また食いたい度🍚🍚🍚++
《まんぷく》


唯一無二だった石狩重.
鮭・筋子がお重の中で共演する知る人ぞ知る逸品だった.
当ブログ記事を観てその美味さに感銘し足繁く通った読者もひとりふたりではない.
自身も閉業後、その石狩重を再現し想い出に浸ったのも記憶に新しい.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《ともちゃん》


記憶に残る店は札幌市内だけではない.
小樽築港で店を構えていた此方、今風で言えばカフェテリア式というか
主菜副菜を棚から選び自分好みの定食を作るスタイル.
地域柄、魚系の菜が美味しく(せざるを得ない)特に好きだったのが自家製塩辛.
副菜も家庭的でほっこりした味わい、気立ての佳き女将さんを慕って
近隣の高校生も多く店に訪れていた.
その高校生や自分も大好きなモツ煮込みはコチュジャン入りでピリ辛.
食い盛りの高校生らは大盛メシとラーメン丼に注がれた特大モツ煮込みを
ペロリと平らげ 傍から見ていた自分も清々しい気分に.
ああ、若いっていいよね.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《マル米食堂》


函館にもそんな店がある.
函館朝市という観光客がごった返している一角で観光客とは無縁な店構え.
メニューも地元民向けな品々が殆どで食事や呑みにも使える万能店.
サッポロ黒ラベルのアテに食ったホタテフライは絶品だった.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《コナ ブリューイング》


大好きなHawaiiにも当然そんな店があった.
ビッグアイランド ハワイ島まで行かなければ本来は呑めな非熱処理のクラフトビール.
それがホノルル国際空港(現 ダニエル・K・イノウエ国際空港) 出国制限エリアで
味わえたのだか4度目のHawaii渡航時には既に撤退.
手軽に味わえる小瓶タイプもいいのだが工場直送の生ビールは別格だった.
日本語は全く通じない店でソロ客として入り30分ほどの滞在だったが
有る意味、ハワイでレンタカー運転するより緊張したのも佳き思いで.
拙い英語にもフレンドリーな対応だったウェイトレスにチップ弾んだのは言うまでもない.
また呑みたい度🍚🍚🍚🍚+++
《枯淡》


年間数多く新規オープンするラーメン店は同じ数閉業もする.
そんな一期一会的な店も多い中 台湾ラーメンが絶品だった枯淡.
山の手の蕎麦屋、五衛門の店主とは実兄弟であるのも有名.
店主ブログ(実際は関係者が運営)で癌を発症し治療に専念するために
一旦休業し復活するとの記事だったが再開することもなく閉業.
当時リンクを貼っていたURLはブログIDが削除され その後店主の安否は不明.
台湾ラーメン以外もウマい店だっただけに閉業が惜しまれる.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《清水ジンギスカン》


ジンギスカンはランチでもよく食べるソウルフード.
ただ着衣に移り香もするので殆どは厨房内で料理済みを提供して貰っている.
だが唯一、卓上で焼きながらでも食いたかったのが石狩市の郊外に店を構えていた此方.
店頭販売の傍ら店の中で飲食も出来たのだが、その店内飲食を止め のちに店自体を閉業.
タレに漬け込んだジンギスカンは自家製の味付け(タレ)が秀逸.
イートインでは角サンの空き瓶にタレが入れてあったのが印象に残る.
そして遠方からわざわざ買いに来る客が多かった店だ.
10年前の最終訪問だが その美味さは未だ舌の記憶から消え去っておらず.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《リサ》


九州出身 バンドマンの店主が半分道楽でやっていたハンバーガーショップ.
西区二十四軒の店を畳んで暫くの沈黙のあと北大エリアで復活.
夜はジャズ中心のライブを店内で開催し音楽好きが集う店だった.
店主が若かりし頃、アメリカ大陸を放浪、そこで出会ったハンバーガーに感銘を受け
自身で店を開いたとの逸話がある.
本格的リッチバーガーのウマさを知った店でもあった.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《養源済》


山頭火出身の店主.
養源済を始める前は茨戸のテルメ札幌/現ガトーキングダムにてラーメンを作っていた.
バブル期には1日最高で1600杯提供(店主談)したという驚きの店.
多少ハナシを盛っていたとしても札幌市内で1000杯以上を売り切るラーメン屋は皆無だろう.
現存する琴似ななし同様、自身が旭川ラーメンをこよなく愛する切っ掛けの一軒でもある.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《富士屋》


北大生御用達の大衆食堂.
マンガ本が多く置かれ食後もダラダラする客が多く提供まで時間もかかった.
ただ、それを補うボリュームとリーズナブルさが受けランチタイムは常に賑わっていた.
幕の内弁当やカツカレーが美味しく安かったので何度かリピート.
専用駐車場があれば3倍は通っていた筈.
また食いたい度🍚🍚🍚+
《川むら》


生活圏にあった和食処.
場所柄、勤務日になかなか行くことが出来ず2回の訪問で閉業してしまったが
料理内容で腕がたつ店主だったのは間違いない.
大好きな弁当スタイルのランチが当時600円とリーズナブル.
しかも刺身を始め8品目の内容で満足度も高かった.
美味しいだけでは店を継続出来ない難しさを知った店でもある.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
と、この10年ほどで閉業した店を思い出も兼ね書き綴ってみた.
殆どが個人店なのは普段から足を運ぶ店がそうだから.
チェーン展開する企業系は閉業しても記憶に残らず半年もすれば忘れ去ってしまう.
が、個人店は皆 個性的で印象深く10年20年経っても記憶に残っているのだ.
札幌に限った話ではないだろうが家族経営の飲食店がどんどん少なくなってきている.
自身が若かりし頃は地下鉄駅そばには必ず一軒や二軒 定食屋があったものだ.
コンビニが増え本州資本のファストフード店が金太郎飴の如く街中に溢れ食べ歩きも
随分面白味が少なくなってきた.
だが、そんな中頑張っている個人店は可能な限り食べて応援していきたい.
少なくとも記事を観て賛同してくれる読者がいる限り....
復活しても再訪したくは無い店も中にはある☆
圧倒的に和食がメイン.
その和食も定食スタイルで提供されるランチが好き.
更に絞れば弁当スタイルが大好きなんです.
その代表的且つ非常に閉業が残念でならない店.
《ごはんやデンスケ》


基本的にランチメニューは、鯖・鮭・秋刀魚・鶏のから揚げ から主菜をチョイス.
更に大盛メシには何かしら副菜を+αでトッピング.
タラコなどの魚卵が多かった気がしますが無類の魚卵好きとしては有難いサービス.
そして金曜はバラちらしを提供し2度実食.
5年半で10回ほどのリピーターでしたが大好きな店でしたね.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《おたに食堂》


新旧ブログ記事で各1度づつの紹介でしたが味のある食堂で記憶にも残る一軒.
熟年夫婦で切り盛りする店内は常連客がいつも集っていました.
札幌市内では殆ど見なくなったガラスケースに菜を並べ客が手に取って頂くのも
好きな雰囲気でしたね.
八軒の住宅街に佇んでいた店は近隣客に出前も行っていました.
また食いたい度🍚🍚🍚
《すみだ川》


狸小路4丁目にあった とんかつの名店.
多くのファンが閉業を惜しんだ一軒でしたね.
名物はミルフィーユ状に肉を重ね丸く成形した まるとくカツ.
カツ丼とカツカレーを味わいました.
真夏日に食った まるとくカツカレーアタマで赤星.....堪らんかったなぁ.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《ル・コングレ》


建材会社の社食として一般開放もされていたレストラン.
元々建物はビジネスホテルだったので店舗も同業他社に比べ広々豪華.
主菜副菜を選び自分好みにカスタマイズする定食が美味しかったですね.
なにより550円ライス大盛も無料というのが嬉しかったです.
コロナ禍を切っ掛けに営業を止めてしまいましたが是非復活して頂きたい施設.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚++
《結寿季》


元 寿司職人だった店主と その奥さんが切り盛りしていた店.
店名物は握り寿しとラーメンがセットになったラーメン・すしセット.
そのラーメンも専門店に引けをとならい一杯、味噌塩醬油と三味から選べ
週替わりメニューの日なら750円とお得に頂けることが出来た.
2013年から昨年秋まで16回訪問したが今年の初めに店舗前まで行って閉業を知り
最後のラーメンすしセットを食いそびれてしまった....
また食いたい度🍚🍚🍚++
《浜新》


中央区でありながら寂れた雰囲気があった一角.
寡黙な店主とお喋り好きな母さんが店を切り盛りし近隣リーマンに人気だった.
当ブログ記事でバズった豚汁シリーズの中でも特に印象的な一杯を頂けた店.
以降、それを超える豚汁には出会っていない.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《なか川》


その浜新と匹敵する豚汁を通年提供していた店.
熱々で具沢山な豚汁は来店客の殆どがオーダーしていた.
そしてその豚汁と同じ位大好きだった火曜日限定メニューのサバ味噌煮.
骨まで食べる事が出来るサバ味噌は正午過ぎに売切れも珍しくなかった.
ビル老朽化による閉業だったのだが移転再開せずそのまま閉業に.
あのサバ味噌TKG....思い出しただけでも涎.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《和ごころ》


北24条通り沿い、もう少し東に進めば伏古という一角.
一度しか訪問してませんがセンスがあり旨い定食が印象に残ってます.
時が時なら現在の贔屓店 中ちゃんの家と同じくらい通っていた筈.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《がぶり》


ラーメン大将に従事し独立した店主.
概ねメニューが同じ構成だったが店主オリジナルメニューも提供.
ラーメン大将にはないライスサービスなどもあって2016年の開業から23回訪問した.
コロナ禍でも客足は結構あった様子だったが突然の閉業に驚き残念でもある.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《珍来軒》


八軒おたに食堂・狸小路すみだ川 同様 店主高齢で閉業したと思われる店.
その いぶし銀且つホンモノのレトロな佇まいは常連客が殆ど.
親子2代3代で訪れるファンも少なくないんだとか.
45年続けていた店はベテラン夫婦の人生そのものだったのだろう.
また食いたい度🍚🍚🍚+
《釣り天狗》


珍来軒には至らないが21年間 営業していた.
普段食い出来る海鮮丼が「刺身丼」という商品名で提供され気取らず食えた.
2014年の初訪問から2019年の閉業まで10回リピートした店だったが
60分無料のタイムズパーキングから歩いて食いに行ける選択肢の一軒だったので残念.
また食いたい度🍚🍚🍚++
《まんぷく》


唯一無二だった石狩重.
鮭・筋子がお重の中で共演する知る人ぞ知る逸品だった.
当ブログ記事を観てその美味さに感銘し足繁く通った読者もひとりふたりではない.
自身も閉業後、その石狩重を再現し想い出に浸ったのも記憶に新しい.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《ともちゃん》


記憶に残る店は札幌市内だけではない.
小樽築港で店を構えていた此方、今風で言えばカフェテリア式というか
主菜副菜を棚から選び自分好みの定食を作るスタイル.
地域柄、魚系の菜が美味しく(せざるを得ない)特に好きだったのが自家製塩辛.
副菜も家庭的でほっこりした味わい、気立ての佳き女将さんを慕って
近隣の高校生も多く店に訪れていた.
その高校生や自分も大好きなモツ煮込みはコチュジャン入りでピリ辛.
食い盛りの高校生らは大盛メシとラーメン丼に注がれた特大モツ煮込みを
ペロリと平らげ 傍から見ていた自分も清々しい気分に.
ああ、若いっていいよね.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《マル米食堂》


函館にもそんな店がある.
函館朝市という観光客がごった返している一角で観光客とは無縁な店構え.
メニューも地元民向けな品々が殆どで食事や呑みにも使える万能店.
サッポロ黒ラベルのアテに食ったホタテフライは絶品だった.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
《コナ ブリューイング》


大好きなHawaiiにも当然そんな店があった.
ビッグアイランド ハワイ島まで行かなければ本来は呑めな非熱処理のクラフトビール.
それがホノルル国際空港(現 ダニエル・K・イノウエ国際空港) 出国制限エリアで
味わえたのだか4度目のHawaii渡航時には既に撤退.
手軽に味わえる小瓶タイプもいいのだが工場直送の生ビールは別格だった.
日本語は全く通じない店でソロ客として入り30分ほどの滞在だったが
有る意味、ハワイでレンタカー運転するより緊張したのも佳き思いで.
拙い英語にもフレンドリーな対応だったウェイトレスにチップ弾んだのは言うまでもない.
また呑みたい度🍚🍚🍚🍚+++
《枯淡》


年間数多く新規オープンするラーメン店は同じ数閉業もする.
そんな一期一会的な店も多い中 台湾ラーメンが絶品だった枯淡.
山の手の蕎麦屋、五衛門の店主とは実兄弟であるのも有名.
店主ブログ(実際は関係者が運営)で癌を発症し治療に専念するために
一旦休業し復活するとの記事だったが再開することもなく閉業.
当時リンクを貼っていたURLはブログIDが削除され その後店主の安否は不明.
台湾ラーメン以外もウマい店だっただけに閉業が惜しまれる.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《清水ジンギスカン》


ジンギスカンはランチでもよく食べるソウルフード.
ただ着衣に移り香もするので殆どは厨房内で料理済みを提供して貰っている.
だが唯一、卓上で焼きながらでも食いたかったのが石狩市の郊外に店を構えていた此方.
店頭販売の傍ら店の中で飲食も出来たのだが、その店内飲食を止め のちに店自体を閉業.
タレに漬け込んだジンギスカンは自家製の味付け(タレ)が秀逸.
イートインでは角サンの空き瓶にタレが入れてあったのが印象に残る.
そして遠方からわざわざ買いに来る客が多かった店だ.
10年前の最終訪問だが その美味さは未だ舌の記憶から消え去っておらず.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚+++
《リサ》


九州出身 バンドマンの店主が半分道楽でやっていたハンバーガーショップ.
西区二十四軒の店を畳んで暫くの沈黙のあと北大エリアで復活.
夜はジャズ中心のライブを店内で開催し音楽好きが集う店だった.
店主が若かりし頃、アメリカ大陸を放浪、そこで出会ったハンバーガーに感銘を受け
自身で店を開いたとの逸話がある.
本格的リッチバーガーのウマさを知った店でもあった.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《養源済》


山頭火出身の店主.
養源済を始める前は茨戸のテルメ札幌/現ガトーキングダムにてラーメンを作っていた.
バブル期には1日最高で1600杯提供(店主談)したという驚きの店.
多少ハナシを盛っていたとしても札幌市内で1000杯以上を売り切るラーメン屋は皆無だろう.
現存する琴似ななし同様、自身が旭川ラーメンをこよなく愛する切っ掛けの一軒でもある.
また食いたい度🍚🍚🍚+++
《富士屋》


北大生御用達の大衆食堂.
マンガ本が多く置かれ食後もダラダラする客が多く提供まで時間もかかった.
ただ、それを補うボリュームとリーズナブルさが受けランチタイムは常に賑わっていた.
幕の内弁当やカツカレーが美味しく安かったので何度かリピート.
専用駐車場があれば3倍は通っていた筈.
また食いたい度🍚🍚🍚+
《川むら》


生活圏にあった和食処.
場所柄、勤務日になかなか行くことが出来ず2回の訪問で閉業してしまったが
料理内容で腕がたつ店主だったのは間違いない.
大好きな弁当スタイルのランチが当時600円とリーズナブル.
しかも刺身を始め8品目の内容で満足度も高かった.
美味しいだけでは店を継続出来ない難しさを知った店でもある.
また食いたい度🍚🍚🍚🍚
と、この10年ほどで閉業した店を思い出も兼ね書き綴ってみた.
殆どが個人店なのは普段から足を運ぶ店がそうだから.
チェーン展開する企業系は閉業しても記憶に残らず半年もすれば忘れ去ってしまう.
が、個人店は皆 個性的で印象深く10年20年経っても記憶に残っているのだ.
札幌に限った話ではないだろうが家族経営の飲食店がどんどん少なくなってきている.
自身が若かりし頃は地下鉄駅そばには必ず一軒や二軒 定食屋があったものだ.
コンビニが増え本州資本のファストフード店が金太郎飴の如く街中に溢れ食べ歩きも
随分面白味が少なくなってきた.
だが、そんな中頑張っている個人店は可能な限り食べて応援していきたい.
少なくとも記事を観て賛同してくれる読者がいる限り....
復活しても再訪したくは無い店も中にはある☆

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ホントなか川の閉業は自分のみならず近隣リーマンにとって
大きな損失だったと思いますね.
街中なんで個人的にはランチ圏外なんですが数少ない
駐車場代金支払ってでも行きたい店でしたからね.
銀星食堂のオムライス大盛、検索しました....
ルンバっですかっ!!笑
勤務先が近かったときは、本当に毎日行ってました。
自分は焼き魚(ホッケ)ばかり食べていました。
白飯にワサビふりかけをかけて、その上に生卵かけて食べていました。
個人的には銀星食堂が閉店した時が一番驚きでした。
本当に急に閉めてしまったもので。
いまだに銀星食堂を超えるオムライス(大盛)に出会えていない気がします。
北海道における山岡家のヒストリーは1992年春、すすきの.
同年冬に南2条店が最初なんですけど個人的には生活圏である
今は無き琴似店が思い入れが強いですね.
記事には書きませんでしたが今でも大好きな居酒屋ランチ...
http://lanikai.sapolog.com/e166457.html
この店も佳かったですよ.
美味しくてかなりお得なお店が、
今よりは確実に沢山あった気がします。
開店当時の山岡家、カレンダーに売り上げた杯数を数字で書いてあったんですよね。毎日1000以上だったのが印象に残ってます。
おお、そうですか!
強ち1600杯ってのも盛った話じゃなかったんですね(笑)
初期テルメ時代はちょうどバブル絶好調だったんでプールも
人で凄かったんですよね
あんなハコモノ、今後造られないでしょう
てか、店主
ひと財産築いたんだろうなぁ...(下衆の勘繰り
養源済の前のテルメ、そこで半年ほどバイトを
高校の頃しておりました!www
バイトをしていた時の最高は980玉前後で、
1,000玉超えると5,000円とか貰えて
たかもです!
特別に、1,000玉越え扱いにして御捻り
貰いました!www
味は、特に変わらない札幌ラーメンでしたね。
ラーメンの他、蕎麦とうどんもありました。
だみ声の店主、懐かしい!!www
お褒め頂きありがとうございます.
すみだ川店主、知人だったんですね.
ミルフィーユ状のカツ、食べていて食感が軽く胃凭れもしないんです笑
あの窓際席から狸小路を見下ろし呑むサッポロ赤星はホント最高でした.
閉業してしまった飲食店は記事の何倍もあるんですが
今回懐古し記事にした店はもう食えないでしょうが
このように記憶に残ると思います.
ライトSNSのInstagramやFacebookだと長文ウザくなりがちですが(笑)
構成が自由なブログだと思い入れの量と同じ位 多くの写真や長文が
書き込めるので今回纏めてみた次第です.
函館のお店や我が家エリアのお店、知り合いだった「すみだ川」等懐かしいお店や、行った事無いけど
見た事のあるお店満載。高齢化・後継者無くこれからも閉店あるでしょうが、こうした記録、とっても貴重だと思います。!(^^)!
幾春別「更科食堂」が正にそうですね
なかなか行く機会がありませんが食べてみたいです
札幌から餃子と麺いせのじょう も支店出しましたよね
有る意味、ホットスポットじゃないでしょうか? 三笠.
札幌のそんな店は場所が良いと多くがマンションになっちゃいます
店主の土地建物なら家賃収入にもなり相続することも出来ますもんね
営業継続は高齢者店主にとってなかなか難しい問題ですよね
蕎麦屋などの暖簾分けは食堂では殆んど聞かないですので
一代で終わる店が殆んどですもんね...
自分も行く前に閉業してしまい味わえなかった店が
一軒や二軒じゃありませんよ
そして、こうして記録しておけば当時の味や店の雰囲気が
鮮明に思い出されるんですよね...
中学生時代、初めてお小遣いで食べたイカ刺し定食
数十年経った今でも鮮明に覚えています
もう随分前に店を畳んでしまいました.
叶うならまた喰ってみたいですねぇ
知らないお店、知ってるけど行ったことの無いお店、あぁまた食べたい!てなるお店、懐古厨ではありませんが、改めてふりかえるのもいいもんですねぇ